インクリメンタルエンコーダとアブソリュートエンコーダ主に次の違いがあります。
インクリメンタルエンコーダ:
・相対位置変化のパルス信号を出力する。
●電源を切った後は位置情報を記憶することができず、再電源を入れた後はゼロ復帰操作を行って初期位置を確定する必要がある。
●成本は通常相対的に低い。
・速度測定、相対変位測定などに一般的に適用される。
アブソリュートエンコーダ:
・ゼロバック動作を必要とせずに、各位置に対応する一意の符号化を直接出力することができる。
●電源を切ってから電源を入れることで、現在の位置を正確に記憶することができます。
●コストが比較的高い。
●高精度測位システムなど、位置精度に対する要求が高く、リアルタイムで絶対位置情報を取得する必要がある場合によく用いられる。